紫外線から赤ちゃんやお子さまの肌を守りましょう
青空の広がるお天気の良い日。
太陽の光をからだいっぱい浴びて、元気いっぱいあそんでほしい。
乳幼児期の皮膚は薄くデリケートで、紫外線の影響を受けやすいため、しっかりとUVケア(紫外線対策)をしてあげましょう。
UVケアについて
紫外線=UVとは
紫外線(なかでもUV-B)は、シミやシワの原因になるだけでなく、アレルギーや皮膚の病気、目の病気と深くかかわっているといわれています。
紫外線(UV)を浴びると、お肌が赤くなったり黒く褐色になったりして「日焼け」します。日焼けは肌が低温やけどした状態のことで、人によって日焼けの症状には個人差があります。
また、近年、有害とされているUV-Bは、ほとんどがオゾン層などで吸収されますが、オゾン層の破壊により地表にとどくUV-Bが増えています。
図)出典:佐々木政子(2006)「絵とデータで読む太陽紫線ー太陽と賢く仲良くつきあう法ー」
独立行政法人 国立環境研究所刊
子どもたちの成長には太陽の下であそぶことも大切です
太陽光(紫外線)は悪影響しかないように思えますが、いいところもたくさんあります。
太陽の下でスポーツをしたり、遊んだりすることはとても気持ちよく、昼間ベランダに干した太陽光をいっぱいに浴びたフカフカのふとんで寝るとぐっすり眠ることができます。洗濯物も同じことがいえますね。
特に、子どもたちにとって外で遊ぶのはとっても楽しいこと。UVケア(紫外線対策)をきちんとして、太陽の下で思いっきり遊びましょう。
子どもにUVケア(紫外線対策)が必要なのはなぜ?
一生で浴びる紫外線量の約半分は18歳までの子どものころに浴びているといわれています。また、赤ちゃんや子どもの肌は外からの刺激に弱く、紫外線から守ってくれるメラニンを作る能力も低いので、子どものときの紫外線対策が大切なのです。
肌の表層部分にある皮脂はUV-Bを遮断するといわれていますが、生まれたばかりの赤ちゃんから8~9歳までの子どもの間は皮脂分泌が十分でないため、特にその時期に強い紫外線を浴びると、将来的に皮膚の病気などの原因となる可能性があります。
できるだけ早い時期から、外で遊ぶとき、スポーツをするときには、UVケア(紫外線対策)をしっかりしましょう。
UVケア(紫外線対策)ってなにをすればいい?
1. 紫外線が強い時間帯(正午前後)は日光に当たらないようにしましょう
特に、春から夏の紫外線量が最も多い正午前後(10時~14時)の外出を控えるようにするだけで、かなり効果があります。また、海やプールでは、水や地面から反射する紫外線にも注意しましょう。
2. 着るものや日焼け止めなどで物理的に防ぎましょう
- 外出時は帽子をかぶり、長そでのはおりものなどを着るようにしましょう。
- 半そでなどで肌を露出する際は必ず日焼け止めを塗るようにしてください。子どもにはできるだけ低刺激のものを。
- ベビーカーに日よけをしましょう。
- 海やプールで遊ぶとき、水からあがったら日かげ(テント・パラソルの下など)で休んだり、直射日光が当たらないようにバスタオルをはおり、日焼け止めをこまめに塗りなおしたりしましょう。
3. 親子で紫外線対策の大切さに関心を持ちましょう
親子でいっしょに、帽子をかぶったり、日焼け止めを塗るなどのUVケアを行いましょう。
また、日ごろからUVケアの大切さを話してあげ、お子さまがすすんでUVケアを行えるようになることも大切です。
UV研究の第一人者 市橋先生から貴重なアドバイスをいただきました
UV研究の第一人者 市橋先生から
貴重なアドバイスをいただきました
「UV遮断は乳幼児にこそ必要です!」
成人の全身細胞は60兆個ありますが、新生児の細胞は3兆個にすぎません。幼児期から青年期にかけ20倍に増加していきます。この細胞成長期に強い紫外線を浴びると、DNAダメージで正しい働きのできない細胞が増加し、将来の皮膚がんや肌の早期老化の原因を作ってしまいます。最近地上の太陽紫外線も、わずかですが増加傾向にあるため、幼小児期からのUVカットは一年を通して必要になります。紫外線は目に見えない強い光ですから、恐ろしさに気づきません。ご両親が意識してUV防御の習慣をつけてください。
医学博士
神戸大学名誉教授
BTRアーツ銀座クリニック院長
日本再生医療学会会員
「UV遮断は乳幼児にこそ必要です!」
成人の全身細胞は60兆個ありますが、新生児の細胞は3兆個にすぎません。幼児期から青年期にかけ20倍に増加していきます。この細胞成長期に強い紫外線を浴びると、DNAダメージで正しい働きのできない細胞が増加し、将来の皮膚がんや肌の早期老化の原因を作ってしまいます。最近地上の太陽紫外線も、わずかですが増加傾向にあるため、幼小児期からのUVカットは一年を通して必要になります。紫外線は目に見えない強い光ですから、恐ろしさに気づきません。ご両親が意識してUV防御の習慣をつけてください。
市橋正光先生
医学博士
神戸大学名誉教授
BTRアーツ銀座クリニック院長
日本再生医療学会会員
ミキハウスの「UVカットミルク」
主な配合成分と作用
- 酸化チタン「Yチタン」・・・UV防御作用
- グリチルレチン酸ステアリル・・・日焼け後の肌荒れを防ぐ
- スクワラン・アスパラギン酸・ヒメフウロエキス・パイナップル果実エキス・・・・皮膚保湿作用
- メチルパラベン・プロピルパラベン・・・・製品の防腐作用
※この商品は全国のミキハウスショップならびに、オフィシャルサイトでお求めいただけます。
※容器は異なっても、中身はまったく同じ配合成分です。
さらっと軽いつけ心地で紫外線をしっかりカット
オリジナルUV防御成分「酸化チタン(Yチタン)」が、有害なUV-A波、UVB波を効果的にしっかりと遮断することで、お子さまの肌を紫外線から守り、日焼けを防ぎます。
一定時間日陰に入ればUV防御効果がリセット
酸化チタン(Yチタン)は、紫外線の熱を吸収しつつ火照りにくいだけでなく、日陰に入るとUV防御効果がリセット。こまめに塗りなおす必要がありません。
敏感肌の大人の方にも一緒にご利用いただけます。
肌へのやさしさを考えたこだわりの低刺激処方
植物由来のセラミド成分を含む「パイナップル果実エキス」と保湿成分「ヒメフウロエキス」を配合、肌あれを防ぎ、皮膚をすこやかに保ちます。肌に適度な水分と油分を補い、皮膚を保護します。
※パッチテスト済み。
※すべての方に皮膚刺激が発生しないということではありません。
汗や水に強いウォータープルーフタイプ
海やプール遊びにも最適。石けんで簡単に落とせます。塗ったことがわからないくらい薄塗りでべたつき感がありません。
UVカットミルクの使い方
※「UVカットミルク」は保護者のご指導又は保護者の手でお付けいただくようお願いします。
- ご使用の前にキャップをしたままよく振ってください。
- 手の平に適量取り、顔や露出部位にまんべんなく伸ばします。(薄塗りで効果があります。)
- 摩擦や、汗・水で取れてしまうと効果がなくなりますので、適宜塗り足してください。
- 長時間日光を浴び続ける場合には、適宜塗り足してください。
- 洗い流す際には、石けんをご使用ください。
使用上の注意
- お肌に異常が生じていないかよく注意して使用してください。
- 本品(UVカットミルク)がお肌に合わないとき即ち次のような場合には、使用を中止してください。そのまま使用を続けますと、症状を悪化させることがありますので、皮膚科専門医等にご相談されることをおすすめします。
(1)使用中、赤味、はれ、かゆみ、刺激、色抜け(白斑等)や黒ずみ等の異常があらわれた場合。
(2)使用したお肌に、直射日光があたって上記のような異常があらわれた場合。 - お肌の弱い方、アレルギー体質の方は、商品ご使用前にパッチテストをされることをおすすめします。
- 使用前には手指を清潔にしてください。
- 傷やはれもの、しっしん等、異常のある部位にはお使いにならないでください。
- 誤って目に入ったときは、こすらないで直ちに水又はぬるま湯で洗い流してください。
- 効能効果を期待した使用法の用途以外での目的では、使用しないでください。
- 保管及び取り扱い上の注意
(1)使用後は容器の口元を清潔にし、必ずしっかり蓋をしめてください。
(2)開封後はできるだけ早めにご使用ください。
(3)一度使いはじめたら、肌に合わなかった場合を除いて、なるべく最後まで使い続けてください。長期間放置後、再使用することは避けてください。
(4)乳幼児の手の届かないところに保管してください。
(5)直射日光のあたる場所、高温高湿の場所、温度変化の激しい場所を避け、常温で保管してください。
(6)一度取り出した内容物を再び容器に戻すのはお止めください。
ミキハウスのUVケア商品
ミキハウスの生地は編み・織りの密度が高く、生地自体が高い紫外線遮蔽率を持っています。
特別なUVカット加工はしておりませんので、お洗濯をしても高い紫外線遮蔽率を保つことができます。
毎日お使いいただくアイテムとして、ぜひ安心してご利用ください。
ウエア
ミキハウスでは、お出かけのときにお子さまの肌を守るウエアをたくさんご用意しています。
特にパーカーやウインドブレーカーなどの長袖のはおりものは「紫外線遮蔽率90%」前後を実現(※)しています。
ベビーには、フード付きでお顔もしっかりケアできるポンチョなどもおすすめです。
※一部の商品を除きます
帽子
UVケア(紫外線対策)に最も効果的な帽子は、つばの広いものがおすすめです。ミキハウスの帽子は「紫外線遮蔽率80%以上」「紫外線遮蔽率90%以上」を実現(※)しています。
地面から反射する紫外線にそなえて、日焼け止め(UVカットミルク)との併用がおすすめです。
※天然素材やメッシュ使用など清涼感を優先した商品は除きます。
水着
海やプールでは、強い日差しのもと肌の露出も多く、反射する紫外線も強いため特に注意が必要です。
ミキハウスの水着は、すべての素材で「紫外線遮蔽率90%以上」を実現していますが、ラッシュガードで露出を減らしたり、日焼け止めで露出部分を守るなど、UVケアを万全にして遊びましょう。
よくあるご質問
専用の試験機を用い、製品(生地)に紫外線をあて、どれくらい紫外線を通さずにさえぎることができるかを表した値で、紫外線を完全にさえぎり、通さないものが100%となります。ミキハウスでは、紫外線の遮蔽率によってUV CUT80%以上・90%以上のラベルをつけていますので、ぜひ参考にしてください。
*UV CUTラベルがついているのは水着、帽子、はおりものを中心としたウエアの一部です。すべての商品についているわけではございませんこと、あらかじめご了承ください。
ミキハウスでは、特別なUVカット加工をしているわけではありません。生地の編み・織りの密度が高いために、生地自体が高い紫外線遮蔽率を持っています。後加工ではないので、洗濯しても高い紫外線遮蔽率を保つことができます。毎日お使いいただくアイテムとして、ぜひ安心してご利用ください。
*それぞれの商品の取り扱い方法は、商品に付属の洗濯ネームを確認してください。
ミキハウスがご提案する、こだわりの成分配合で赤ちゃんやお子さまでもご使用いただける日焼け止めミルクです。詳しい説明はこちら
一般の日焼け止めクリームは「紫外線吸収剤」と「紫外線反射剤」が配合され、紫外線をブロックしています。
「吸収剤」はUV-Bを吸収して発熱するため、皮膚が熱く火照ります。また「反射剤」はUV-Aを反射させますが、白浮きして化粧をしたように見えてしまうことがあります。また油分を多く含むため、落としにくい場合があります。
UVカットミルクは、オリジナルUV防御成分「酸化チタン(Yチタン)」で紫外線を捕捉することで、UV-A、UV-Bともにしっかり遮断し、有害な紫外線からお肌を保護します。また、「ヒメフウロエキス」などの植物由来の保湿成分が、お肌に潤いをあたえ、お肌の乾燥を防ぎます。お子さまの肌にも適度になじみ、厚塗り感もありません。専用のクレンジングも必要なく、石けんで洗い流すことができます。デリケートなお子さまのお肌へのやさしさを考えたUVカットミルクです。
SPF値はUV-Bの防止効果の持続時間の指標、PA値はUV-Aの防止効果の持続時間の指標を表します。UVカットミルクはUV-A・UV-Bともにしっかり遮断しつつ、一定時間日陰に入ることで、日焼け防止効果がリセットされます。塗っているミルクが取れない限りは日焼け止め効果が持続しますので、SPF値やPA値をあえて表現していません。
*摩擦や汗・水などで塗ったミルクが取れると効果がなくなりますので、こまめに塗り足してください。*1時間以上日陰に入らず日光の下にいる場合は、適宜塗り足してください。
皮膚安全性テストを行っていますが、お肌が敏感な方は、顔やからだ全体につける前に皮膚のやわらかい部分で少量試してからお使いいただくことをおすすめします。 また、皮膚のトラブルで通院中の方は担当医にご相談の上、ご使用ください。