日本図書館協会選定図書
一本の樺の木など、自分にどれほどの価値があるものか、と土神は繰り返し自分で自分に教えた。それでもどうしても悲しくて仕方なかったのだ。
ことに、ちょっとでもあのキツネのことを思い出したらまるで体がやけるくらい辛かったのだ…。
恋心と嫉妬心が招いた悲しい物語を、色彩豊かな油絵で美しく妖しげに描かれています。
【プロフィール】
絵●大畑いくの(おおはた いくの)
1973年、神奈川県横浜市生まれ。
アメリカ・ワイオミング州のウェスタンワイオミングコミュニティカレッジで
油絵を学ぶ。
2005年、東京・中野での初個展以来、数々の個展、グループ展、ライブぺインティング、挿絵の仕事で活躍。
主な作品に、『貝のなる木』(編集工房くう)、『そらのおっぱい』(スズキコージ/文 農文協)、『ハナノマチ』(白泉社)、『ロシアのむかしばなし 七人のシメオン』(田中友子/文 BL出版)、『しげるのかあちゃん』(城ノ内まつ子/作 岩崎書店)などがある。
●使用画材:油絵具、オイルパステル/用紙:ボール紙
【発行日】2010年10月15日
- 商品番号
- 17-1124-730(ISBN978-4-89588-124-1)
- 作
- 宮沢賢治(みやざわ けんじ)
- 絵
- 大畑いくの(おおはた いくの)
- ページ数
- 40P
- サイズ
- 26×25cm
- カバー
- ハードカバー
- 対象年齢
- 6歳から
- 生産国
- 日本
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