日焼け止めの正しい落とし方は?洗い方や落とした後のケアも解説
この記事でわかること
- 日焼け止めは肌に残ると負担になるため、石けんやクレンジング剤などでしっかり落としましょう。
- 日焼け止めを落としたあとは、しっかりと保湿しましょう。
- 敏感肌・肌荒れ・乾燥肌でお悩みの方には、石けんで落とせる日焼け止めがおすすめです。
日焼け止めは、使用後にしっかり落とさないと、毛穴の詰まりや乾燥、肌荒れの原因になることがあります。とくに、敏感肌や乾燥肌の方は、日焼け止めの正しい落とし方を知り、肌に負担をかけないケアを心がけることが大切です。
また、クレンジング剤を使うと肌のうるおいを奪いやすいため、クレンジング不要の石けんで落とせるノンケミカルなどの日焼け止めがおすすめです。
この記事では、日焼け止めの正しい落とし方を詳しく解説するとともに、洗顔のポイントや、落とした後の保湿ケアの重要性についてもご紹介します。また、敏感肌や乾燥肌の方から選ばれている、石けんで落とせる日焼け止めについても触れています。毎日のUVケアを快適に続けるためのヒントとして、ぜひ参考にしてください。
赤ちゃん日焼け止め特設ページはこちら【目次】
日焼け止めの正しい落とし方は?クレンジングは必要?洗顔だけでOK?
日焼け止めは、製品により落とし方が異なるため、製品裏などの表示や説明書を必ずチェックしましょう。
一般的には、SPFやPA値が低く、「石けんで落とせる」「クレンジング不要」などの表記がある日焼け止めであれば、石けんやボディソープのみで落とせる製品が多くみられます。
一方、SPFやPA値が高いものや、汗や水に強いウォータープルーフタイプの日焼け止めは、洗顔料や石けんだけでは十分に落とせないため、クレンジング剤を使用して落とす製品が多くみられます。
また、紫外線を反射・散乱する「ノンケミカルタイプ(紫外線散乱剤)」の日焼け止めには、石けんで落とせるものもあります。
ただし、すべてのノンケミカルの日焼け止めが石けんのみで落とせるわけではないため、事前に製品表示を確認しておきましょう。
日焼け止めは早く落とすほうが肌にいい?
日焼け止めは、必要以上に長く肌に残ると、毛穴の詰まりや肌荒れ、ニキビの原因になる場合があります。そのため、外出など紫外線対策が必要な時間が終わったら早めに落とすことが大切です。
夜の入浴時にメイクと一緒に落とす方も多いかもしれませんが、それまでの間も日焼け止めは肌に負担をかけてしまうことも。帰宅後は、まず日焼け止めをしっかり落とし、肌を清潔に保つよう心がけましょう。
クレンジング剤を使って日焼け止めを落とす方法
クレンジング剤で落とす必要がある日焼け止めを使用した場合、洗顔だけではしっかりと落としきれない可能性があります。そのような日焼け止めをきちんと落とすには、正しくクレンジングすることが大切です。そこで、できるだけ肌への負担を抑えながらクレンジングで日焼け止めを落とす方法をご紹介します。
1. クレンジング剤を馴染ませる

クレンジング剤をたっぷりと手に取り、肌全体に優しく馴染ませます。クレンジング剤が少ないと、摩擦により肌に負担がかかったり、日焼け止めが十分に落としきれなくなったりする場合があります。
2. 指のはらでやさしく洗う

指のはらを使い、円を描くようにやさしく日焼け止めを落としていきます。ゴシゴシとこすらず、肌に負担をかけないよう注意しましょう。
3. しっかりとすすぐ

ぬるま湯を使い、肌に残ったクレンジング剤をしっかりとすすぎます。すすぎ残しがあると、肌トラブルの原因になる場合があるため、フェイスラインや髪の生え際まで丁寧に洗い流しましょう。
4. 洗顔フォームで洗う

クレンジング後は、洗顔フォームや石けんをしっかり泡立て、泡で包み込むように優しく洗いましょう。最後にぬるま湯でしっかりと泡をすすぎ、洗い残しがないようにします。
なお、一部のクレンジング剤はW洗顔が不要な製品もあるため、使用方法を確認して適切にケアしましょう。
洗顔だけで日焼け止めを落とす方法

洗顔だけで日焼け止めを落とすには、「石けんで落とせる」と表記のある日焼け止めを選びましょう。クレンジング剤を使わず、洗顔料や石けんで落とせるように設計されているため、肌への摩擦を抑えやすいとされています。
ただし、すべての石けんで落とせる日焼け止めが同じ仕様ではないため、製品表示や使用方法を確認し、適切にケアを行いましょう。
石けんで落とせる日焼け止めについて詳しくはこちら1. ぬるま湯で顔をすすぐ
まずはぬるま湯で顔を軽くすすぎます。
2. しっかりと泡立てる
泡立てネットなどを使い、水分を含ませながらしっかりと泡立てます。
3. 泡で顔を包みこむように洗う
肌に摩擦で負担をかけないよう、泡でやさしく顔を洗います。
4. ぬるま湯でしっかり洗い流す
ぬるま湯で泡を洗い流します。髪の生え際や、アゴ下、首周りなどに泡が残らないよう、しっかりとすすぎます。洗ったあとは清潔なタオルで、肌を軽く押さえるように拭きましょう。
体に塗った日焼け止めの落とし方は?
体に塗った日焼け止めを落とす際も、顔と同様に日焼け止めのタイプに合わせた落とし方が必要です。
クレンジングが必要な日焼け止めであれば、適量のクレンジング剤を使って肌にやさしくなじませてから洗い流しましょう。その後、ボディソープや石けんでやさしく洗い、肌に残らないように丁寧にすすぎましょう。
また、SPFやPA値が高い日焼け止めは、汗や皮脂で落ちにくい分、洗い残しが起こりやすいので注意が必要です。とくに、ひじの裏や首元、肩のラインなど、見落としがちな部分も、しっかりと確認しながら洗いましょう。
赤ちゃんや子どもの日焼け止めの落とし方は?
赤ちゃん用の日焼け止めは、お湯で落とすタイプと石けんで落とすタイプの2つに大きく分けられます。それぞれのタイプに適した方法で、しっかり落としましょう。
お湯で落とせるタイプの日焼け止め
ガーゼを使ってやさしく拭き取ります。体温程度のお湯で濡らしたガーゼを使い、肌をこすらず、なでるように日焼け止めを取り除きましょう。
石けんで落とせるタイプの日焼け止め
ガーゼを使ってやさしく拭き取ります。体温程度のお湯で濡らしたガーゼを使い、肌をこすらず、なでるように日焼け止めを取り除きましょう。
どちらのタイプも、日焼け止めをきちんと落とした後は、肌が乾燥しないようにベビー用の保湿剤でケアしましょう。詳しい手順やポイントについては、以下のリンクをご確認ください。
赤ちゃんの日焼け止めの落とし方について詳しくはこちら日焼け止めを落とした後は保湿を
日焼け止めを落とした後の肌は、クレンジングや洗顔によってうるおいが奪われやすい状態になる場合があります。そのため、保湿ケアをしっかりと行い、乾燥を防ぐことが大切です。
洗顔やクレンジング後は、できるだけ早めに化粧水や乳液、クリームなどを使って保湿ケアを行いましょう。
まずは、化粧水で肌にたっぷり水分を与え、その後、乳液やクリームを使って肌を保湿します。乾燥しやすい部分には重ね塗りをするなど、肌の状態に合わせて丁寧にケアしましょう。
日焼け止めで肌が乾燥する原因について詳しくはこちら日焼け止めによる肌荒れの原因について詳しくはこちら日焼け止めを落とすときのクレンジング剤の種類は?
日焼け止めを落とすクレンジング剤には、さまざまな種類があります。それぞれ使用感や洗浄力が異なるため、肌の状態や日焼け止めのタイプに応じて選ぶようにしましょう。
以下に、主なクレンジング剤の特徴についてまとめました

- ミルクタイプ:洗浄力が比較的穏やかで、軽いメイクや日焼け止めを落とす際に適している。
- オイルタイプ:洗浄力が高く、ウォータープルーフタイプの日焼け止めにも対応しやすい。
- ジェルタイプ:軽い使用感でさっぱりした洗い上がりが特徴。
- バームタイプ:固形状で、肌にのせるとオイル状に変わり、しっかりと汚れを落とす。
日焼け止めを落とすときのクレンジング剤の種類は?
日焼け止めを落とすクレンジング剤には、さまざまな種類があります。それぞれ使用感や洗浄力が異なるため、肌の状態や日焼け止めのタイプに応じて選ぶようにしましょう。
以下に、主なクレンジング剤の特徴についてまとめました

- ミルクタイプ:洗浄力が比較的穏やかで、軽いメイクや日焼け止めを落とす際に適している。
- オイルタイプ:洗浄力が高く、ウォータープルーフタイプの日焼け止めにも対応しやすい。
- ジェルタイプ:軽い使用感でさっぱりした洗い上がりが特徴。
- バームタイプ:固形状で、肌にのせるとオイル状に変わり、しっかりと汚れを落とす。
日焼け止めを落としきれないと肌トラブルも
日焼け止めを落としきれずに肌に残ったままだと、さまざまな肌トラブルの原因になる場合があります。
たとえば、日焼け止めが肌に残ると毛穴が詰まり、ニキビができる原因になることがあります。また、長時間肌に日焼け止めが残った状態は、肌への負担が大きくなり、乾燥や肌荒れにつながる場合があります。そのため、日焼け止めは早めに適切な方法で落とすことが大切です。
ただし、日焼け止めを落とす際にクレンジング剤を使用すると、洗浄力や摩擦が肌に負担をかける場合もあります。敏感肌や乾燥肌の方にとっては、さらなるトラブルにつながることもあるため、注意が必要です。
一方で、クレンジング剤を使用せず、石けんで落とせる日焼け止めは、肌への負担を軽減しやすいとされています。ただし、製品によって落とし方が異なる場合があるため、製品の表示や使用方法を確認し、自分の肌に合った方法でしっかり日焼け止めを落としましょう。
日焼け止めで肌が乾燥する原因について詳しくはこちら日焼け止めによる肌荒れの原因について詳しくはこちらノンケミカルの日焼け止めで肌にやさしいUVケアを
石けんで落とせる日焼け止めは、クレンジング剤を使わずに簡単に落とせるため、肌への摩擦や負担を軽減しやすいとされています。その多くが紫外線吸収剤を使用しない「ノンケミカルタイプ」の日焼け止めです。ノンケミカルの日焼け止めは、紫外線を反射・散乱することで肌を守るため、つけている間も肌への刺激を抑えやすく、敏感肌や肌荒れが気になる方にも選ばれているようです。
肌にやさしい日焼け止めを選び、適切に落とすことで、肌トラブルを防ぎながらUVケアを続けることができます。日々のケアを丁寧に行い、健やかな肌を守りましょう。
記事はここまで
敏感肌の方や赤ちゃんにもおすすめのノンケミカル日焼け止め
ミキハウスの「UVカットミルク」

ベビースキンケアUVカットミルク
容量:18 ml
4,950円 (税込)

UVカットミルクMH
容量:18 ml
4,950円 (税込)

UVカットミルクMH
容量:52 ml
9,900円 (税込)
※容器は異なっても、中身はまったく同じ配合成分です。
- オリジナルUV防御成分「酸化チタン(Yチタン)」が紫外線をしっかりと遮断
- 一定時間日陰に入るとUV防御効果がリセット
- さらっとしたテクスチャー、薄塗りでOK
- 汗や水に強いウォータープルーフタイプ
- 日やけ後の肌あれ防止作用
- 植物由来のうるおい保湿成分を配合
- 低刺激処方・パッチテスト済み