石けんで落とせるおすすめの日焼け止めは？選び方や特徴、塗り方のポイントも解説

石けんで落とせる日焼け止めとは？

石けんで落とせる日焼け止めとは、クレンジングを使用せず、一般的な洗顔料や石けんで落とせる日焼け止めです。石けんで落とせる日焼け止めは、「ノンケミカル（紫外線散乱剤）」タイプの日焼け止めに多く見られます。

ただし、すべてのノンケミカル日焼け止めが石けんで落とせるわけではなく、製品によってはクレンジングが必要なものもあります。そのため、製品表示や説明書に記載された「使用方法」や「落とし方」をよく確認しましょう。

石けんで落とせる日焼け止めのメリット

敏感肌などの肌トラブルが気になるため、クレンジングを使わず、石けんで落とせる日焼け止めを選ぶ方が多いようです。

そこで、石けんで落とせる日焼け止めの具体的なメリットをご紹介します。

• クレンジングによる肌への負担を抑えられる
• 刺激が少なく肌にやさしい

敏感肌にもおすすめ！石けんで落とせる日焼け止めを選ぶ5つのポイント

石けんで落とせる日焼け止めは、クレンジングが不要で肌への負担を軽減できるため、敏感肌や肌荒れ、乾燥などが気になる方から多く選ばれています。

ここでは、石けんで落とせる日焼け止めの選び方をご紹介します。

• シチュエーションに合わせて日焼け止め効果を選ぶ
• 使用感やテクスチャーで選ぶ
• 添加物などの表示を確認する
• 保湿成分が配合されている
• 化粧下地にも使える

1. シチュエーションに合わせて日焼け止め効果を選ぶ

使用するシチュエーションに合わせて、自分の肌や紫外線量に適した日焼け止めを選びましょう。日焼け止めにはSPFやPAの数値が記載されていることが多く、紫外線防御効果の一つの目安となります。

• SPF：UVB（短波長紫外線）を防ぐ効果の持続時間の指標
• PA：UVA（長波長紫外線）から肌を守る効果の持続時間の指標

一般的に、SPF・PAの値が高くなるほど、肌への負担も増えると言われています。日常使いの場合、SPF15～20、PA＋程度のもので問題ありません。

また、一部のノンケミカル日焼け止めにはSPF・PA値が記載されてない場合ががあります。SPF・PA値の記載がなくても、紫外線から肌をしっかり守ってくれる日焼け止めもありますので、製品説明の記載などを確認しましょう。

SPF・PA値の表示のない日焼け止めでも、日陰に一定時間入るたびにUV防御効果が回復するものもあります。製品説明などを確認し、使用スタイルに合った日焼け止めを選びましょう。

2. 使用感やテクスチャーで選ぶ

石けんで落とせる日焼け止めを選ぶ際には、使用感やテクスチャーも重要なポイントです。とくに敏感肌の方は、肌に負担をかけず心地よく使える日焼け止めを選ぶことで、毎日のケアを続けやすくなるでしょう。購入前に少量を試すか、使用感のレビューを確認し、心地よく使えそうかをチェックしましょう。

また、日焼け止めはクリームタイプやローションタイプなど、さまざまなテクスチャーの製品があります。自分の肌質に合ったタイプを選びましょう。

3. 添加物などの表示を確認する

石けんで落とせる日焼け止めを選ぶ際は、成分表示に注目しましょう。肌に刺激を与えやすい、以下のような添加物に注目してみてください。

• アルコール：肌に刺激を与える可能性があります。アルコールフリーと記載されている製品を選ぶと、肌への負担が抑えやすくなるでしょう。
• 香料や着色料：肌に負担がかかりやすい成分とされています。無香料・無着色と明記された製品を選ぶことで、肌トラブルを防ぎやすくなります。

成分表示をしっかりと確認し、肌に刺激を与える可能性のある添加物が含まれていないかをチェックしましょう。

4. 保湿成分が配合されている

保湿成分が配合されている日焼け止めも選ぶときにチェックしてみましょう。日焼け止めを使用すると、紫外線散乱剤により、肌が乾燥しやすくなることがあります。

日焼け止めに含まれることの多い保湿成分には、以下のようなものがあります。

• ヒアルロン酸
• コラーゲン

…など

とくに敏感肌の方は、肌が乾燥すると刺激を感じやすくなるため、保湿効果が高い製品を選ぶと良いでしょう。

5. 化粧下地にも使える

石けんで落とせる日焼け止めの中には、化粧下地として使用できるものもあります。これらの製品は、化粧品とのなじみが良い仕様になっているものが多く、ベースメイクとしても取り入れられます。

また、色付きタイプの日焼け止めは、肌の色ムラや毛穴を自然に整えるため、肌を明るく見せる仕上がりを好む方に選ばれるようです。

使用感や効果は製品によって異なるため、少量を試し塗りするなどして、自分の肌に合ったものを選びましょう。

石けんで落とせる日焼け止めを子どもに使ってもOK？

石けんで落とせる日焼け止めは、肌への負担が少ないとされており、赤ちゃんや子どもにも使える製品があります。

ただし、子どもに日焼け止めを使用する場合、製品に「赤ちゃん用」や「子ども用」と記載されているものを選ぶようにしましょう。

子どもの肌は大人よりも薄く刺激を受けやすいため、肌への負担が少ない石けんで落とせる日焼け止めが良いでしょう。また、日焼け止めを選ぶ際には、成分表示を確認し、刺激になりやすい成分が含まれていないか注意しましょう。

日焼け止めの塗り方

肌を紫外線から守るためには、日焼け止めを正しく塗ることが重要です。塗り方が不十分だと、期待した効果が得られないだけでなく、肌トラブルを招く可能性もあります。

ここでは、日焼け止めの塗り方を紹介します。

• 石けんで落とせる日焼け止めの顔への塗り方
• 外出15分前に日焼け止めを塗る
• 2〜3時間ごとに塗り直す
• 日焼け止め以外のUVケアも取り入れる

石けんで落とせる日焼け止めの顔への塗り方

日焼け止めを顔に塗る際は、パール1個分の量を額、鼻、両頬、あごに分けて点置きし、そこからまんべんなく伸ばしていきます。一度塗りで終わらせず、さらに重ねづけをするようにしましょう。

外出15分前に日焼け止めを塗る

日焼け止めが肌になじむまでには、少し時間がかかります。外出直前ではなく、15分ほど前に日焼け止めを塗るようにしましょう。

2〜3時間ごとに塗り直す

日焼け止めは汗や皮脂で落ちてしまうため、外出中は2〜3時間ごとに塗り直しましょう。とくに、汗をかいたり、タオルで拭いたりした後は、日焼け止めが落ちてしまっている可能性があります。こまめに塗り直しましょう。

日焼け止め以外のUVケアも取り入れる

日焼け止めだけでなく日傘や帽子、UVカット素材の服なども活用しましょう。紫外線による肌への刺激を少なくできるため、乾燥も避けられます。

石けんで落とせる日焼け止めの洗い方は？

石けんで落とせる日焼け止めは、クレンジング剤を使わずに落とせるため、肌への負担を抑えることができます。

しかし、適切に洗わないと日焼け止めが肌に残り、トラブルの原因になることもあるため、正しい洗い方を心がけましょう。

石けんで落とせるノンケミカルの日焼け止めで肌にやさしいUVケアを

石けんで落とせる日焼け止めは、クレンジング剤を使用せずに洗顔できるため、肌への負担を軽減しやすいとされています。ただし、日焼け止めが肌に残っていると、毛穴詰まりや乾燥の原因になることもあるため、使用後はしっかりと落とすことが重要です。正しいケアを取り入れ、UVケアを続けましょう。