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子どもの安心、安全を育む製品づくり

子どもの安心、安全を育む製品づくり

1971年の創業以来、ミキハウスのものづくりの原点は、「子どものことを第一に考えたものづくり」です。遊ぶ、眠る、食べる、おしゃべりする、走る、夢中になる…そんな子どもたちが、ミキハウスの服を身に着けて、健やかにすごしてくれたらと願っています。
この姿勢は、まもなく創業50周年を迎えるこれからも変わることはありません。デザイン、素材選び、生地づくり、そして縫製のすべての過程において、子どもたちの「安心」「安全」「着心地」を大切にした製品を展開していきたいと考えています。

製品づくりの基本的な考え方

子ども服メーカーとして、もっとも大切なことは製品の安全性です。
JISやISOといった規格をベースとして、さらに厳しい「ミキハウス品質管理基準」「ミキハウス縫製基準」を設け、安全管理・品質管理に取り組んでいます。ミキハウス商品に使用されるすべての素材は、使用される染料や加工剤の安全性を確認した上で、公的検査機関による「染色堅ろう度検査」、「物性検査」等を事前に実施して品質の安定性を確認し、製品化しています。またベビー用品に対して製品での「ホルムアルデヒド検査」「pH(ペーハー)検査」を実施し、化学的な安全性を確認しています。縫製工程では、異物が混入しないよう、専任管理者による「縫い針管理」等の危険物管理が徹底的に行われ、さらに工場出荷時には製品全数に対する「検針」を実施して、危険物の混入を完全にシャットアウトしています。強固な安全管理・品質管理体制のもと、品質管理の資格をもったスタッフが、責任を持ってみなさまに安全で安心な商品をお届けいたします。

世界各国にも通用するミキハウスの安全品質

ミキハウスは世界中のお客さまにご愛用いただいています。販売されている商品は日本と共通のものですが、アメリカやEU(ヨーロッパ諸国)、中国や韓国といったアジア各国での製品に対する安全基準は、国によってそれぞれ異なります。わたくしたちは各国の品質・安全基準をクリアするため、常に情報の収集を行いながら「グローバルな安全品質」の確立に向けて積極的に取り組んでいます。特に化学的有害物質については、日本では規制の対象になっていないものに対しても独自の基準を設けて製品に使用しないように努め、世界中のどこでも安心してご使用いただけるような管理体制を目指しています。

子どもたちの健やかな成長をサポートする製品づくり

ミキハウスのベビー肌着

デリケートな赤ちゃんの肌を包み込む肌着は、安心と安全、肌への負担の軽減、着心地をもっとも重視して開発に取り組んでいます。
1992年の発売以来、ベビー肌着は天然素材のみで作ること、すべて日本製であることを貫いてきました。肌着に最適な原綿を選びぬき、製糸、生地づくり、カッティング、縫製、仕上げ、梱包のすべての工程を日本国内で行っています。

赤ちゃんの成長をサポート

わたしたちは、赤ちゃんの成長にとって毎日身に着ける肌着の役割は大きいと考えます。
それは、肌着が赤ちゃんにとって初めて身にまとうものであり、また常に赤ちゃんの肌に直接触れているものだからです。
肌に触れているものがやさしく心地よく、気持ちがいいという感覚は、赤ちゃんにとって「安心感」へとつながっていきます。赤ちゃんが健やかに成長するためには、愛情や栄養、睡眠がもっとも重要ですが、同じくらい「快適に安心してすごせること」も大切なのです。
だからこそ、肌着は赤ちゃんにとって単なる「着るもの」ではなく、身に着けている赤ちゃんが快適であることを第一に考えています。吸湿性、保温性にすぐれた天然素材を使用、デリケートな赤ちゃんの肌にやさしく、やわらかな生地で、肌に負担をかけない縫製をしています。

素材の種類

綿、海島綿、オーガニックコットン、ウールコズモラマ、ピュアシルクなど

外部からの評価

キッズデザイン賞
2014年 「ピュアベール」肌着シリーズ
2017年 「ラ・モルフェ・プレミアム」肌着シリーズ

マザーズセレクション大賞
2015年 「ピュアベール」肌着シリーズ

ミキハウスのベビーシューズ

大部分が軟骨でできている赤ちゃんの足は、体の成長と共に軟骨から完全な骨になっていきます。しかし成長途中の軟骨はとても変形しやすく弱い状態です。ミキハウスでは、赤ちゃんの歩き方や肌の特徴を研究し、赤ちゃんの足の成長を妨げないベビーシューズを45年以上にわたりつくり続けています。

赤ちゃんの足の成長をサポート

①赤ちゃんの歩行をサポートする機能
〈足なり設計〉つま先にゆとりを持たせた設計
〈しっかりカウンター〉歩行をサポートするカウンター

※1stシューズ、2ndシューズの機能です。

〈トゥスプリング〉つまずきを防止するそり返し

※1stシューズ、2ndシューズの機能です。

〈フレックスソール〉正しい位置で曲がるソール

※1stシューズ、2ndシューズの機能です。

②赤ちゃんの成長に合わせて
プレシューズ、ファーストシューズ、セカンドシューズをご用意しています。

赤ちゃんの足のことを考えた素材と製法

赤ちゃんの足にとって快適な機能や肌あたりを考慮し、くつのパーツ(アッパー:足を包む生地部分、くつの内側、中底、くつ底)ごとに厳選した異なる素材を使用しています。
肌あたりの原因となるこれらのパーツ同士の接ぎ目を減らし、厚みのある履き口パッドとかかと部分の境目にある段差を出来るだけ小さくするこだわりの製法で、最適な履き心地を目指しました。
また、くつの性能や仕上がりを左右する、アッパーを足型にぴったりとていねいに沿わせ、のりを塗り、ソールを貼り合わせる重要な工程は、一足一足すべて職人による熟練の手作業で行っています。さらに、すぐれた屈曲性と快適な歩行を実現するため、最終の成型段階で熱と圧力を加える加硫製法(バルカナイズ製法)を採用しています。

※デザインにより、加硫製法ではないものがあります。

外部からの評価

キッズデザイン賞
2009年 「ファーストシューズ」
2019年 「プレシューズ」